僕の釣行



陸っぱり (餌)タル烏賊編

これからの時期 外海が荒れた日 

漁港内に タル烏賊が群で入ってくる時があります

風波の向きで 釣れる場所(漁港)多々ありますが 

何時その群れが どの漁港に入ってくるか?

そんな事は誰にも解るはずがなく

日中見てまわり 墨痕を確認できれば少しは可能性があるくらいで

確実性、信憑性の高いものからあげると

友人、知人からの情報はポイントや日時など精細に確認可能!

釣具店等の情報もある程度精細な部分まで確認できる

今回の 僕の釣行は友達からの情報により 

長年の夢でもあった 陸っぱりからのタル烏賊

入れ食いに遭遇する事が できたお話しです。

 その日は 海は大荒れ沖に出れる状態でなく 

昼近くまで寝ていて 友達Iからの電話で目が覚めた

「前日からタル烏賊釣れだして いい感じですよ!行きませんか?」

正直 タル烏賊は狙った事も無く 釣り方、仕掛け全く解らない状態

それに友達I もタル烏賊釣り 全くの初心者

「まぁ〜とりあえず 行きますか!」

タル烏賊は餌で釣ると、チラッと 聞いたことがあり投げ竿持って

近くの 釣具店で待ち合わせして 仕掛け等買うことに

しかし ここで素人2人は大きな失敗をしてしまう事になる!

友達I 「タル烏賊の仕掛けって どれですかね〜?」

  「あれだけ デッカイ烏賊なんだから これじゃないかな〜?」

友達I 「餌は 鯵ですかね〜?」

 「あれだけ デッカイんだから 秋刀魚じゃないかな〜?」

お店の人に聞くという 選択肢が全く思いつかなかった2人は

適当に 針、ウキ等を自分の感覚で決め 釣れる気満々で

 三国から1時間 途中スーパーで生の秋刀魚を買い

向かう車の中で釣り上げた事を妄想し 盛り上がってました。

漁港に着くと 早くもタル烏賊狙いの釣り人が数人 陣取っていて

情報が入ったのか?前日釣り上げた張本人なのか?

ここで 前日タル烏賊は釣れた情報が

間違いで無いということが 雰囲気で読み取れた。

早々 準備をして 釣り開始!

船用のタル烏賊針にデッカイ秋刀魚を着けて

 投げてみるとウキが起つ前に沈み

何度か投げなおしてみるも ウキが起つことは無かった

今になって冷静に考えてみれば 3号のウキで起つはずがない

それでも タル烏賊を釣りたい一心で2人投げ続けていると

暫く 遠くからこちらの様子をうかがっていた おんちゃんが

「兄ちゃん達 いったい何を狙ってるんだ?」

「タル烏賊です!」

自信満々で答えた2人に おんちゃんは即答で

「その 仕掛けでは 絶対釣れんぞ!」と言い

 親切に自分の仕掛けを見せ 教えてくれた

あきらかに全然違う仕掛けを見て その場に居ても 

どうする事も出来ず 凹みながら帰り支度をしていると

 「仕掛け買って出直す時間はあるよ!ジアイは日が落ちてから

今日は 間違いなく釣れる!」

おんちゃんは 何等かの気配を感じとっているのか 

自身満々で 出直して来る事を進めてきた。

片道1時間 往復2時間 遠い〜 一緒に居た

友達Iは夜、用事があるとのことで来れないし 1人では寂しすぎる

誰か一緒に行く 暇な奴いないか、帰り道電話してみると

1人目で 何故か?ノリノリの暇人Fが捕まった!

その新たな友達Fも タル烏賊釣り初心者で

 教えてもらった仕掛け(烏賊キャッチャーLL)餌(豆鯵)

を買って待機してもらい合流

 再び向かう車の中で釣り上げた事を妄想し 盛り上がってました。

漁港に着く頃には 辺りの暗くなり

タル烏賊狙いの釣り人が 発電機をかけ水面を蛍光灯で照らしている。

タル烏賊も光によってくる習性があるかどうかは解らないが

先ほどのおんちゃんも照らしていて 近くで投げさせてもらうことに!

1投目を投げてから1時間経った頃に

突然!隣のおんちゃんの動きが 慌ただしくなり ジアイが始まった!

ウキが沈み アワセを入れると 凄い勢いでドラグが唸り

おんちゃん必死 堪えているのが精一杯!

友達と 凄げぇ凄げぇ連発叫んで 初めてみる光景に超〜興奮

バチ〜ンと言う音が鳴り響き ラインブレイク!

超〜凄げぇー超〜凄げぇグッド(上向き矢印)

あまりにも 強烈な引きを目の辺りにして盛り上がる盛り上がる!

さらに 今切れたばっかりの電気ウキが あっという間に100b先で

浮き上がってきた 走って追っかける おんちゃん見ながら

超〜早えグッド(上向き矢印) タル烏賊超〜早えグッド(上向き矢印)とさらに盛り上がっていると

友達のウキが もの凄い勢いで沈んだ!

慌ててアワセを入れる ドラグは唸りラインは出まくり

凄げぇグッド(上向き矢印)凄げぇグッド(上向き矢印) と叫んでいる俺の横で

友達Fの顔からは笑みが消え 真剣モード

ラインが出ては巻いてはの繰り返しで10分位格闘した頃に 

友達Fが おかしな事を言い出した

友達F 「これ タル烏賊じゃない デッカイ青物が掛かったかも」

ん?何言ってるんだ こいつは?(;¬_¬)

俺 「タル烏賊!間違いなくタル烏賊!」

と答えると

友達F 「いや 間違いない!青物の引きだ!青物が食っちゃたな!」

ん? 冗談でいってるのか? こいつは?(・・;)

俺 「間違いなくタル烏賊やって!」

と さらに答えると

友達F 「絶対!青物やって!!(`_´メ)」

と真顔で叫んでいるので

俺 「だから!タル烏賊やって!さっきから そこに見えてるし!(◎_◎)」

真剣に青物だと思っていたらしく 水面近くにいるタル烏賊を

自分で確認すると 恥ずかしそうに友達Fは苦笑いしてました

取り込もうとしていると 「兄ちゃん等 まだ上げたら駄目だぞ!」

と隣のおんちゃんがギャフを持って来て なにやらキョロキョロ

おぉぉぉぉお〜凄げぇグッド(上向き矢印) (*`▽´*)

フラフラと もう1匹タル烏賊がやってきた〜

今友達Fに掛かっている タル烏賊の周りを

グルグル浮きながら寄ってきたところを

 おんちゃん ギャフ引っ掛けると一瞬にして水面は 墨で真っ黒になり

水面から上げるとボフボフと凄い重低音が辺りに響きわたった

雄雌ペアでGET!!凄げぇグッド(上向き矢印)

後から聞いた話しだと タル烏賊は雄雌ペアで行動するらしく

先に雌が掛かると雄は必死に雌を探し 釣らずに雄はGETできる

しかし 雄は先に掛かると 雌は探すこと無く去っていくらしいです!

この話が何処まで本当か解りませんf(^_^)

しかしこの後 タル烏賊入れ食いが40〜50分続き

 先に雌が掛かり 雄がよって来た所をギャフで引っ掛けてって感じで

3人で(5〜12`)のタル烏賊を13匹GETしました o(^o^)o

タル烏賊はある程度の群れで行動するんですね

何故?釣り上げた数字が半端なのか?

1度だけ 雄が先に仕掛けに掛かったのですが 雌は現れませんでした

人間社会でも同じですが 女性は薄情な生き物なんですね (-.-)y-゜゜゜

今回の釣行は 

なかなか コンスタントに釣果を上げられないタル烏賊を

情報により効率よくポイントの絞込みができ 

豪快かつ繊細な駆け引きを楽しめたことに感謝ですm(_ _)m

もちろん 釣りは自分の目と足で探して歩く楽しみがある。

 「エッ?こんな所で!」とビックリするようなポイントでタル烏賊を

発見できるかもしれない。そうなれば、

アングラーとして至上の喜びを味わえる

※注意 漁港によっては、釣り禁止場所が設定されていることも

あるため、確認してからポイントに入ること 

ルールは守って楽しい釣りを心がけてください( ^3^)/


番外編 (海に引きずりこむ化け物)

皆さんは覚えていますか?

3年前春頃に このHPに登場した化け物を?

(これからのお話しは 信じるか 信じないかは皆さんの自由です

だけど嘘の様な本当の話なんです)

波も0.5m 南風弱く 夜でも心地いい感じで絶好の釣り日和

その日は夜21時頃から メバル釣りに磯場へ出かけていきまいた

 この時まさか この後

海に引きずりこまれそうになるとは 思っていませんでした

ポイントを幾つか回り この時期メバルはスレてしまったのか

俺の腕が悪いのか 坊主

最後のポイントに期待するしか なかった.

深夜0時も過ぎ 異様な静けさの海

時より吹く 生暖かい風が不気味でもあった

ヘッドライトだけの灯りで遠浅の磯場を沖に向かって転々と歩いて行くと

水中に直径2m位のオレンジ色の物体が視界に入ってきた

初めは ビニールのゴミかと思い 気にもしなかったが

もう1度 視線をそこにもっていってしまうほど 異様な雰囲気をだしていた

そこには 水面下40cmから 

 今まで遭遇した事の無い巨大生物が大きく手を拡げ 

肝っ玉が据わった目で睨みつけている 巨大な化け物だった

「デカイ 無茶苦茶デカイ」

正直 怯んだ というより焦った

頭の大きさはバスケットボール 足の太さは自分の腕ほどあり 

体長が2m位ある

「いったい難なんだ? なんでこんなにデカイんだ?

 毒は無いのか? どうする捕まえるのか? 

見逃すか? 見逃していいのか?

捕まえてぇ〜 よし捕まえようo(^o^)o」

「ちょっとまてよ 捕まえるって何も持ってないし素手だぞ

どうする? 止めるのか?ビビッてるのか?ビビってないぞexclamation×2

じゃ捕まえろよexclamation×2 捕まえるよexclamation×2

と 心の葛藤する事10秒

意を決して一番手前の足1本に狙いを定め戦闘開始

腕まくりをして 足を右手で掴み 思いっきり引っ張ってみたが 

ビクともせず綱引き状態 踏ん張っていると

2本3本と足を肩の近くまで腕に絡み付かせ 化け物も反撃開始

気持ち悪いという感じよりも 痛い

絶対捕まえたい一身で 引っ張ってみるも 腕が痛くなるだけで ビクともしない

  両者 こう着状態が暫く続き

先に動きをみせたのが 化け物だった

ジュワリジュワリと深場に動き出したのだ

静かな海に段々引きずり込まれて行く 阻止しょうにも

腕に絡みついた 幾つもの吸盤が取れない

正直 恐怖を感じた まさに海の化け物

 「どうする?やばいぞexclamation×2 戦って敗れ水中に引きずり込まれ

死んだ地元の船長って 洒落にもならんぞexclamation×2 じゃ どうするんだ?

本気で引っ張れexclamation×2 さっきから本気じゃexclamation×2

何か必殺アイテムが無いのか?あるわけ無いだろうexclamation×2

じゃ 左手に持っているのは難だ?

おおおお〜タモの柄だexclamation×2 頭叩いてみろexclamation×2 そうしようexclamation×2

と 心の葛藤する事5秒

無我夢中でポコポコと何度も頭目掛けて振り降ろした

すると 頭を叩かれるのが 嫌なのか今まで岩にしがみ付いていた

足で頭をかばいだしたのだ それと同時に 

踏ん張りを無くした化け物がズボ〜って感じで

水面に浮いてきたのだ 形勢逆転 

 「クタバレ化け物」

相変わらず 3本の足は腕に絡み付いていたが 必死だった

 かなり重たかったがそのまま持ち上げて 

思い切り地面に叩き付けてやった

ブチブチと音をたてながら腕から吸盤が取れ無数の痣が腕に残り

強烈痛かった

この 怒りの矛先を化け物にぶつけ蹴り10発いれてやった

「とったどおぉ〜〜〜」

グッタリしている 化け物を踏みつけ雄叫びをあげた

 体長2m 重さ約20`もある巨大なタコだった

早々 嬉しさのあまり 深夜にもかかわらず皆に写メを送った

すぐ1通のメールが返ってきて

友達「すげぇ〜(>_<)それって何タコだ?食べらるれるのか?」

「解らん?多分食べられ無いと思う 気持ち悪いし足の間にビラビラがある」

友達「ミズダコじゃないのか?」

 「ミズダコがこんな所に居る訳無いやろ(笑) ミズダコなら食べたいけど

間違いなくこいつは不味そうだ(-_-;) 欲しかったら全部あげるよ」

友達「欲しい 今から取りに行くε=ε=┏(・_・)┛」

改めて巨大なタコを見てみると 気色悪く 良く素手で捕まえたな〜

と自分で関心しらがら 棒でツンツンしながら30分待ち明け渡した

次の日 HPに何タコか解らないけど?

デッカイ蛸 とったどぉ〜\(^o^)/と嬉しそうに画像を載せ満足していたら

その画像を見た多数の親切なお客さんが

「船長 この蛸は間違いなくミズタコですよ」

マジでぇ〜〜〜〜(ToT)嘘ぉ〜〜〜〜〜(T-T)

追い討ちを掛けるように そのミズタコを持って帰った友達から

「あのタコ 足1本だけ食べたけど 無茶苦茶美味かった(o^o^o)

後は皆にあげちゃった(^-^)vありがと」

愕然とした この時ほど 自分が馬鹿だとつくづく思った

帰ってきてくれ〜ミズダコちゃ〜〜〜ん(>_<)/~~と悲しい心の叫びが暫く続いた

皆さんは知ってると思いますが 僕の様な失敗をしない様

ミズタコについて説明しておきます

 分類: 軟体動物門(なんたいどうぶつもん)・頭足綱(とうそくこう)・マダコ科

分布: 福井県より北の日本海から千島列島、北アメリカの太平洋岸

大きさ: タコの仲間の最大の種類。成長すると全長3m、体重30kg以上

ふだんは水深200m以上の深海にすむが、

海水温の低い冬から春先にかけて沿岸に近づく。

食べた味が、やや大味なところからミズダコの名前がついた。

寿命が1年の種類が多いタコの仲間の中で、

ミズダコの寿命は4年以上と思われる。

以上 これからの時期 もし磯場でミズダコを発見したら

うかつに手を出さず 必ず必殺アイテム1.5m位の叩きやすい棒を持参して

戦いに挑んで下さい

タコだと油断していると命を落とす事になりかねません

皆さん大げさだと思うかもしれませんが 

想像以上にパワーがあります 水の中では人間に勝ち目がありません

ミズタコは他のタコとは違います 

奴は海の化け物です

つづく


雪極寒との戦い編(プライドを捨てた瞬間)

最近ソルトウォーターゲームの人気ベスト3と言えば

シーバス・アオリ烏賊 に続いてメバル&(ロックフィッシュ)が

上位との幅を着実に縮めていると思われます。

メバルのベストシーズンは地方によってその時期には

ズレがあると思いますが、11月から5月までの釣りモノです。

四季の中では最も寒い時期ですが 

ソルトアングラー達には最も熱い季節の到来です。

現にこの時期になると仲間のアングラー達が

メバル メバルと騒ぎ出し極寒の夜中に出かけて行く。

全然興味の無い僕だけど仲間達の釣行を聞いていると

実に楽しそうで 一度 連れてってもらうことにしました。

メバル と言えばスモールワーム 極小ジグヘッド

の組み合わせと聞き買い揃え 

1月の極寒の夜へと出かけて行きましたε=ε=┏(・_・)┛

だが・・・ 運悪くこの日の天候は雨 雨  

しかも北西の風やや強く最悪のコンディション。

防波堤 内側 常夜灯の側に連れて行かれ 

冷たい雨と強い向かい風  こんな過酷な条件の中 

本当に釣りをするのかと 段々 嫌気がさしてきていたが 

ポイントに着くと常夜灯の灯りの下で

ピチャピチャとメバルがボイルしているではないですか。

すぐさまキャストしてみましたが何故か僕だけ釣れず(T.T)

他の皆はメバル(8〜25cm)を数匹キャッチexclamation×2 

手はカジカミ 鼻水垂れ流し状態 

身体の芯まで冷えおまけにボウズ 

二度と来るかとその場を後にした。

しかし朗報が耳 僕をまたメバル釣りに引き込んでいく。

そう 穴釣りですexclamation×2

聞く所によると昼間でもOKとの事で 

早速 向かいました。が この日も無茶苦茶 寒く 

天気予報では冬型雪が近づき 

昼間の最高気温も2℃との予報。

手の感覚も無くなり顔も痛い 鼻水出まくりで 袖がカピカピ

 粉雪もチラつき 寒い 半端じゃなく寒い 地獄だ(+_+)

半分 嫌々になりながら 魚の居そうな穴を探し

ワームを付け穴にシュルシュルと落とし

ヒョコタンヒョコタン動かしていると

ヒットexclamation×2 クロソイexclamation×2 その後も穴を替え探ってみましたが

掛かってはくるのはクロソイ

本命メバルは顔を見せてくれない(>_<)。

(メバルは本当に釣れるのか?どのようにしたら釣れるのか?)

と考えながら正確なパターンを見つけだそうと

頑張ってはみたものの答えは出ず またまた嫌気が・・・。

難しい 嫌だ 寒い もー帰ろうかな と思っていた

その時 地元のおっちゃん登場exclamation×2

離れた場所でおっちゃんも穴釣りをしている様子。

数時間後におっちゃんのクーラーを見せて貰ったら

メバル クロソイ ガシラで一杯(◎_◎) 

それもすべて尺近く オーバーも混ざっていた。

おっちゃんは後から来たのに釣果は僕の10倍 

それに魚体もデカイ(☆o☆) 

おっちゃんに話しを聞くと 裏技オキアミを使っていた

 しばらく おっちゃんの釣りを見ていいると 

スゲェ〜exclamation×2 入れ食いだexclamation×2 

ダッシュでオキアミを買いに走ったε=ε=┏(・_・)┛

オキアミを付け落としてみると 喰う 喰う アホほど喰う

それも尺近いメバルまでゲットexclamation×2

それで調子に乗り 上からオキアミを大量にバラ撒き

根魚の楽園を自ら作りだした。

大半が小物ではあるが

釣ってはリリース 釣ってはリリース (‘ー‘)/~~

デカイのはキープを繰り返し メバル クロソイ ガシラをゲット

楽しい 実に楽しい\(^O^)/(邪道)

しかし ルアーマンとしてのプライドを捨てた瞬間でもあった。

1月2月の北陸の極寒の中 

メバルをルアーで狙っているアングラーの皆さん

春の暖かい時期ならまだしも あの寒空(氷点下)の中 

狙い続けるのは僕には無理です(-_-;)

 一般的に凪が好条件とされるメバル釣り。

しかし冬の海は甘くないexclamation×2

厳しい季節風の中、頬を突き刺す向かい風や

スズキが出てもおかしくないウネリに絶望する事もあるだろう。

  飛距離 操作性という重要な要素が

失われるという事はあまりにも分が悪い釣りであり

諦めてしまうアングラーも居ると思うが

そこで諦めてしまうアングラーには悪条件での上達がない。

寒風吹きすさぶフィールドで

キャストを続ける事は困難である。

だからこそ 一定の時間の釣りの中で考えながら

釣りをする事が非常に重要になってくる。

その中で釣果を出してきているアングラーを

心から尊敬しますm(_ _)m

 僕は餌に逃げました(-.-)y-゜゜゜

だからメバル釣りは今もなお苦手です。

が餌釣りには餌釣りの楽しさがあり

餌を使う事は決して否定はいたしません。

 ルアーマンの皆さん 

 僕の様にプライド捨てますか?

その先にはメバルゲームの上達は無いですよ(笑)

つづく


貴方は行きますか?編

今からの季節 外せないのが三国町雄島

越前海岸では一番大きく標高27b周囲7`にもなり、

島の入口を中心に扇形をしており、

島の少ない越前海岸で最も大きな島である。

トッタン 猫の小判と呼ばれる場所では、

ハマチ ワラサ ブリ ヒラマサ スズキ サワラなどが釣れる。

しかし この雄島は釣り以外に有名な場所でも知られていて

以前 TV「奇跡体験アンビリーバボー」でも紹介されるほど

有名な心霊スポットなのである(>_<)

自殺の名所 東尋坊から北西1.5キロと近く 死体が流れ付く

場所とも言われている 雄島じたい自殺が数多くあり

知人が第一発見者になった事もある(◎_◎)

だけど アングラーにとって三国では

1級ポイントであることには間違いなく 多くのアングラーが

訪れるが 雄島はデカイ割りに釣る場所が少ない

特にルアーマンにとっては ある程度場所が決まってしまう

この時期からの青物は トッタン 猫の小判と呼ばれる場所が

実績が高いが 7〜8人程度で釣り場が無くなってしまう

そこで 場所取り合戦が始まるのです

狙うは 朝マズメ 今からが恐怖との戦いです

早朝4時 友達と雄島の駐車場で待ち合わせしていたのに

まだ来ていない(-_-#) 辺りはまだ暗く橋の向こうに

薄っすら見える雄島がかなり不気味

 友達に携帯電話電話してみたら 「今起きました 今からダッシュ

で向かいます! 先入ってて下さい」と

フザケタ事言うではありませんか (`_´メ)

「そんな1人で行ける訳無いやろ〜この恐怖に勝つ自信が無い

無茶苦茶 怖いぞ〜〜来るまで待ってる 早く来い!」

と怒りたて(`_') しばし待つことに(-.-)y-゜゜゜ それから間もなく

2人のアングラーが雄島に入って行きました

それから 又1人 入って行き3人 ヤバイ場所が無くなる

また 友達に携帯電話電話してみると 「朝からお腹の調子が悪く

ウンチ してました 今からダッシュで向かいます! 

なんだったら 先入って下さい」とフザケタ返事が(-_-#)

いよいよ 覚悟を決める時がやってきました

早々用意を初め気合を入れ出発しょうとしたが

 懐中電気電池切れ 終わった〜絶対無理(-_-;)

 しかし朝4時に起きて来て このまま帰るのもっと考え

外灯1つ無い暗闇へ出発(汗)

いきなり恐怖第1ステージexclamation×2 

橋の淵から手が出てきて足首を持たれ海に引きずり込まれる

と言う噂がある何故か 赤い不気味な橋

橋の真ん中を下だけを見て早歩き 取りあえずクリヤー

 続いて恐怖第2ステージexclamation×2

風も吹いていないのにパキパキ音がする(^_^;)? 

100段位の階段 ひたすら下を見て 何故か

メリーさんの羊を 熱唱しながらクリヤー

続いて最後最大の難所 恐怖第3ステージexclamation×2

神社前 噂話だけど 神社の中で手首を切って自殺を図った

らしいんだけど 畳は血だらけで死体は無かったんだって

神社の周りは大きい木が沢山あって よく首吊り自殺があり

歩いてると 足が頭に当たるって聞いた事もある

神社から道を挟んで 見晴らしにいい断崖絶壁からの

飛び降り自殺もあるらしい (TOT)

ここも メリーさんの羊を熱唱しながら猛烈ダッシュでクリヤー

ようやく雄島の恐怖ゾーン超え 裏側トッタンに到着

後から友達もきてこの日の釣果は2人で60〜80cmの

サワラ5匹 をゲット exclamation×2

タックル

ウエダ PLUGGING SPECIAL 11

シマノ ステラ 6000HG

P 2号 リーダー 40Ib

ジグ ハオリ80g

貴方はこの恐怖に耐えられますか?

朝マズメ この恐怖に耐えられた人達が多くの魚に

出会う事が出来ます

 釣りは場所取りから始まっています

トラブルの無い様 楽しい釣行にして下さい

あと 今回お話した 恐怖ゾーンはあくまでも噂話です

真実は御自分でお確かめ下さい

つづく


リバー シーバス編

僕がホームグランドにしている 九頭竜川 支流の竹田川

兵庫川.日野川 その至る所にポイントがあり

多くのアングラーが魅力を感じる 1級河川である

僕がリバーシーバスに はまりだしたのが 今から4年前

それまで 磯 サーフ 防波堤 などサラシ狙いが

メインだったがランカーサイズを求め リバーに場所を変えた

始めは ポイントも解らず 全然釣れない日々が続き

色々 雑誌などで勉強 昼のあいだにポイント探し 

釣り場を良くするために草刈 投げ竿にオモリだけ付けて

カケ上がりなど調べ ポイント開拓に専念していました

  ほぼ毎日 夜な夜な通うようになり コンスタントに

釣れる様になったのですが ある疑問点が?

そうです この疑問点が汽水域で繰り広げられる

リバーシーバスの本当の面白さでしたexclamation×2

潮の満ち引き.川の流れ.ベイトなどから戦略を考え

場所 ヒットタイムがある程度予想できるからです

それまでの僕は同じ場所で何時間も振り続け

たまたま 掛かってくる時合いを待ってる釣りでした

ま〜ある程度ですが 最近ではかなりの確立でシーバスに

出会う事ができ 無駄に竿を振る事がなくなりました

数も釣る事ができる様になると タックルを限界まで落とし 

 ギリギリのやり取りを楽しむ余裕が出てきました

タックル

ロッド ウエダ TSS-77i

リール シマノ STELLA AR3000

ライン VARIVAS GAME 6Ib 直結

このタックルで90cm近くまでは時間はかかりますが

何匹も獲っています(^-^)v ちょっと自慢 (笑)

しかし 今までに4回ラインブレイクも味わっているのも事実

1匹は 1m近い魚影まで見ており エラ洗いの時

バレーボール位の頭が・・・・(・_・)

それでも このタックルでmオーバーあげるのが夢

魚にも逃げるチャンスあげないとねf(^_^) しかし

 この余裕が焦りに変わった事件が今から2年前に起こった

 70オーバーのシーバスを釣りたいと友達に言われ

アベレージが70cmのポイントに連れて行ってあげ

素人なので何回かバラシたものの 

難とか73cmゲットでき大喜びしていました\(^o^)/

この日は 場所 ヒットタイムが予想どうりピッタリ合っていて

何回もヒットしており ランカーサイズらしきバラしも多数

頭を抱えながら見ていると またまたヒット

今度もランカーサイズらしく なかなかシーバスも頑張っている

「デカイ?」って聞いてもなんせ素人 

「さっきよりはデカイかな〜?」

ま〜80cm位と思い 気にもせず釣りをしていると 

自分でタモ入れして 嬉しそうに僕の元に持ってきて

「90cmはあるかな〜?」 マジでぇ〜

その魚体を見て(◎_◎) またまたビックリ!

90なんてもんじゃ無い 1m近くある 慌てて測ってみると

102cmもある立派な シーバスでした

僕もまだ釣った事無いのに〜(ToT)

この後 ムキになって頑張りましたが 88.86cmで終了

この様に 状況を想定し 時合をはかりルアーセレクトを含め   的確と思われ
る攻略法がはまった場合

狙い済ましたポイントをルアーが通過する時

シーバスゲームはクライマックスを迎え シーバスは

短時間で いとも簡単にアングラーの手中に収まってくれる 

納得ずくの ゲームをした時 

 アングラーの読みが正しければ 目の前で

エラ洗いを繰り返すシーバスがいるはずだ

つづく


陸っぱりからのブリ編

メジロが陸から釣れて毎日朝の五時からジアイが始まり

行けば必ず1〜3匹上がる日が連日続いていました(笑)

その日もいつものタックルを持って朝からスタンバイ

(ウエダMID SHORE ステラ6000HG PE2号 

リーダー40Ib JIG80〜100g)

この場所は毎年その時期なるとハマチ メジロ ブリ サワラ

など必ず釣れる「年によって釣れる期間が短い日もある!

1週間〜1.5ヶ月 後半ブリが上がる確率が非常に多い!」

場所はあえて紹介出来ないが素晴らしい場所には間違いない

しかし足元はテトラの上なので非常に悪く危険exclamation×2

高さも高く取り込みもかなり難しい!

この場の特徴として隣との間隔が5m位しか無く

足元もテトラ! ラインを出すことができないので

ドラグはガチガチに閉めている

群れが多く周りが一度に掛かるので

かなり強引に寄せて来なければ隣とオマツリしてしまう

だから少し強引なタックルを使う人が多い!

この年も後半までに20匹前後メジロ(65〜75センチ)を

上げていました(^-^)v

フルキャストしボトムを取ってからロングジャークを繰り返し

ジアイを待つことに しばらくすると隣の隣が ヒットexclamation×2

『やっとジアイがきたねo(^o^)o』と思ってると自分にも ヒットexclamation×2

掛かったらメジロと思い込んでるので余裕かまして

強引に寄せ始めるとロッドをバットから曲げ

ガチガチに閉めているステラ6000HGのドラグが

いっきに唸りだし ロッドがギシギシきしみだした

両手でロッドを持って堪えているのが精一杯(>.<)

幸い両隣はヒットしなかったのでオマツリの心配は無いが

早く魚を浮かしてしまわなければ足元のテトラに入られてしまう

しかし浮かそうにもロッドが曲がるだけで一向に浮いてこない

僕も必死なら魚も必死>゜))))彡

隣のルアーマンも手を休めて心配そうに応援してくれてる

右側前方には嫌らしい沈みテトラが少し顔を出してる

さすが長年生き延びたブリは賢い!

右側右側に逃げようとしている 『行かしてなるものか』

と左に振りたいのだがロッドが弓なり状態

頭を左側に向ける事ができず惜しくもテトラに擦れて

ラインブレイク(涙)

かなりやり取りしましたが今回はブリの勝利(泣)完敗です

京都から来て一部始終を見ていた隣のルアーマンが

「凄かったですね  MID SHOREがグリップから曲がったの

初めて見ました 凄いやり取りで感動しました」

バラシているにも関わらず褒められちゃいました(照)

「明日こそ絶対にやっつけてやる」あまりの悔しさに

その日のうちに(ウエダPOWER PLUS GT)を買ってきたが

一度も曲がった事がありません(笑)

つづく


凄いぞ!三国編

皆さん福井県三国町の砂防堤ご存知でしょうか?

今から3年前 僕にとって生涯忘れられない

最高な日の釣行です

ちょうど今時期

その日は天気は快晴 波はベタ凪

日焼けする位暑い日(汗)

この頃の僕は暇さえあれば釣りに出かけ青物 スズキ

を狙って毎日出かけてました

この日も朝から違うポイントで青物を狙っていましたが

アタリも無く渋々(フナヤテクノポート釣具店)帰ってくると

知り合いのおんちゃんが

『いつもルアーばっかりせずに偶にはキス釣りでも

一緒に行こう昨日沢山釣れたし』

と言うので投げ竿持って初めて砂防堤に行きました

おんちゃんにキス釣りの仕掛けを作ってもらい

僕は内海におんちゃんは外海に

お互い背を向けて釣り始めました

僕の方がポツリポツリ釣れているとおんちゃんが

『あんなのがバサバサしてたら外海は釣れん』

と言いながら僕の横で内海に投げ始めました

「なに〜〜い」('_'?)

慌てて外海を見に行くと

スズキがバッサバッサとボイルしているではありませんか

僕が慌てているとおんちゃんは

 『そんなの1時間前からやってるぞ』

「もっと早く言ってや〜」(`_´メ)と思いながら車まで

タックル(ウエダ TSS-77Tiライン ナイロン1.2号)

を取りに帰り いざ勝負

数匹キャッチしたもののピークは終わり

 しばらく当たりもなくミノーをキャストし続けてると

足元で鰯が凄い勢いで逃げ回っている

「ヒット」(^O^)

さっきのスズキとは引きが違う

難だ〜なんだ〜突っ走る

寄せてくるとハマチの大群が掛かってるミノーの

取り合いをしている

それからはハマチの入れ食いに混じってスズキ

を30〜40匹あげた頃に

ズシン(^o^;

またまた違う感触がロッドから伝わってくる

ドラグがうなり出し止まらない

必死にやり取りしたがラインブレイク

姿が見えて無いだけにハマチのスレ掛かり?

と思ってめげずに再びキャスト

ズシン(^.^;

再びまた同じ感触が

「今度こそあげてやる」o(^o^)o

と5分位の巻いては出たりのやり取りで

水面に姿を見せたのは メジロ68cm

タモ網に入れた時は感動しました\(^O^)/

この日は昼の11時〜夜中の12時まで釣れ続きました

よく砂防堤に来る餌釣り師の話では

年に1〜2度この時期にこの様な事があるそうです

その後砂防堤にはチョクチョク通う用になり

何度かスズキの入れ食いに遭遇しています

三国町の陸っぱりもかなり熱いですよ

ヽ(^o^;)ノ

つづく


シーバス初釣り編

僕がルアーで

始めて釣ったのはサーフからのシーバス、

「シーバスが釣れてる」との情報を聞きつけ   

買ったばっかりのタックルとジグを持って

ポイントに着くと

いきなり目の前で繰り広がる光景を見てビックリ(◎_◎)

砂浜にはベイトの鰯が打ち上げられ

数百匹のシーバスが

狂ったようにボイルを繰り返している

初めて見る光景に圧倒されつつも

1オンスのジグを付けて

一投目 フルキャスト

パチ〜ン(・・;)

恐ろしいほどジグが遥か彼方に消えてゆく

『買ったばっかりのジグなのに』

とブツブツ言いながら

二投目 ビビリキャスト

ルアー釣り ド素人どうしていいか解らず

着水と同時に巻き始めると

いきなり初ヒット( ^3^)/

『何だ意外と簡単なんだ』

と思いながら波打ち際まで引き寄せてくると

引き波でバレてしまった

またブツブツ言いながら

三投目 着水と同時に巻き始めると

ヒット バラシ ヒット バラシ ヒット バラシ ヒット

を繰り返しやっとの事で波打ち際まで寄せてきても

またバレる?(゜_。)?(。_゜)?

そんな事を30回位繰り返しやっとの思いで

68cmのシーバスをゲット(^-^)v

僕にとって記念すべき1尾となった

初めて釣ったシーバスはキラキラ輝き

新しい感動の世界の発見だった

もし あの時シーバスが釣れていなかったら?

他の出来事も含め、どれかひとつでも欠けていたら

こんな素晴らしい釣り人生は送れていなかっただろうし

ルアー釣りを続けていたかどうかもわからない。

ただ運が良かっただけなのかも知れない

しかし、振り返ってみると

僕は魚を釣ることが目的ではなく

魚を釣って感動すること、喜ぶことが目的となっている

 その後も新ポイント開拓やら、さまざまなルアー釣りを経験し

大勢の人と出会い、いろいろな感動があった

ここを読んでくれた皆さんには

ぜひ感動できる釣りを

自分で作りあげてもらいたいと思う。

ヽ(^o^)ノ

つづく